清水谷のページへ    ニオイ立坪スミレ

(スミレ科 スミレ属 多年草)

葉や花柄に毛があるのは、ニオイタチツボスミレの特徴で、果実期は花期よりも毛葉少なくなりますが長葉のタチツボスミレとの違いだそうです。

花が咲き始めた頃の葉は、丸い円形

地下茎が伸びてくると、上に付く葉ほど細長くなり三角形から被針形。

早春の頃は葉の裏面が紫色、初夏には紫が薄くなる。

葉脈が赤紫色になるのも特徴

 花期 : 3月〜4月(枝先に白い花が1個づつ咲く)   果期 :月〜月

スミレ 閉鎖花 11月頃まで次々と蕾ができて種を作るのです。この時、花は咲かずに
自家受粉しています(花の中で雄しべの花粉が雌しべに付いて種ができる)
開放花 閉鎖花に対して普通に花を咲かせる花のこと(春の花)
種子散布 @自分の力で種子を飛ばしたあと
A蟻に種子を運んでもらいます 
   (種子の横に白いものがついている。これには脂肪分を含みこれが蟻の餌になり、
    種子は蟻の巣の近くに散布されることになる)

葉の様子 春のスミレの葉は小型ですが、夏になると同じスミレとは思えないほど大きな葉を出します
夏になると周りの木々が葉を茂らせ、スミレに十分な光が届かなく
競争相手の草に負けまいとして、茎を伸ばし葉を大きくします

   3月 


ニオイタチツボスミレ(11/3/15)

開花前日の写真(11/3/14)
    4月


葉に

花柄に毛がある
   5月

11/5/16頃のスミレの様子


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  6月

全形(10/6/11)

花の咲き終わった後様子
   10月

閉鎖花(10/10/13)
    12月

12月の様子(10/12/07)